2013年7月13日

plan-B 定期上映会

ヘイトスピーチと、わたしたちの現在
講演 / 首藤久美子
(女性と天皇制研究会)

ヘイトスピーチ──たとえばいま、新大久保の街頭で「ハヤク クビツレ チョウセンジン」と叫ぶ集団がいる。憎悪表現とも訳 されているヘイトスピーチは、もはやネット上の「スピーチ」を超えて、罵声を浴びせられる人たちの生活や身体を直撃している。それは、朝鮮人6000人を 虐殺し去り(1923年)、アジア各地への侵略を進めていったこのクニの──わたしたちの歴史を思い起こさせる。
むろん、このヘイトスピーチは「在日朝鮮人」たちだけに向けられているわけではない。わたしたちの未来、わたしたちがめざし作り上げようとする「社会の多様性」に、それは向けられているといってもいい。
今回の上映では、こうしたヘイトスピーチのありさまと、それに対抗する運動の課題を、「女性と天皇制研究会」の首藤久美子さんに、女の視点を交えて語っ ていただく。侵略戦争下にあって、唯一といってもいい、朝鮮人らとの共闘を継続した下層──寄せ場の・もうひとつの歴史・をふまえて。

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