2013年5月11日

plan-B 定期上映会

勝新太郎とドキュメンタリー
講演 / 境誠一(映画編集者)

もちろん、勝新太郎がドキュメンタリーを撮ったということではない。ドキュメンタリー志向というのとも違う。では、なぜ「ドキュメンタリー」なのか?誰かが日本の三大監督の一人に勝新太郎をあげていた。ここでは稀有な名俳優としての勝新太郎ではなく、映画監督の、それはまるでアヴァンギャルド作家のような顔をもった勝新太郎の姿だ。合理性をきらい、計算した役者の演技はきらい、あげくにカチンコをつかわない、そんな勝新太郎の映画づくりの秘密をいくつかのエピソードを交えて、映画編集者の境誠一さんに語ってもらう。そして、なぜ「ドキュメンタリー」なのかも考えていきたい。

「勝新太郎7回忌法要記念場面集」DVDを併映(20分)

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