2009年12月12日

plan-B 定期上映会

講演「ドキュメンタリーに監督・作家はいらない、勿論、編集だって不要だ?!」
井上 修(NDU/『出草之歌』撮影・編集)
「ドキュメンタリー」はなりよりもまず、素敵な対象に巡り会うことだ。多くの場合、彼らは過酷で困難な状況に置かれているだろう。しかし状況がどんなに困 難であっても、いやだからこそ彼らが果敢にそれに立ち向い、状況を切り開いていこうとする姿を、多くの人に知ってもらい、感動を持って欲しい。それが私に とっての「ドキュメンタリー」であると思っている。だから「ドキュメンタリー」に所謂「作家、監督、ディレクターなどなど」はいらない。必要なのは映像と 音声を的確に収録して、それらを順番に並べていく(これは断じて編集じゃない)ことができるスタッフだけだ。でも残念ながら、日本の「ドキュメンタリー」 の主流はどうやらそうではないらしい。たとえば、NDU日本ドキュメンタリストユニオンの最新作『出草之歌 台湾原住民の吶喊 背山一戦』では……おっと、この先のお楽しみ(?)は、会場で!

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