バイクで4分のところに、小さな家庭菜園を持っている。もう、7〜8年になるかな。ちっとも上手くならない。でも、愛しい野菜たちが自分の力で実ってくれる。私は種をまいて、堆肥をつくって、時々あげるだけ。水は天からもらい水。
カボチャは、種もまかない。コンポストに入ったカボチャの種が、堆肥に残っていて、毎年自然に芽が出てくれる。夏の盛りには、ほかの野菜を押しのけて、一面のカボチャ畑。そして、今年もごろごろカボチャができた。武者小路実篤が描いたのと、そっくりのカボチャ。
味は…、ズッキーニの固くなったような、ジャガイモのような、パパイヤのような、甘くない不思議な味。でも、カボチャ嫌いの連れ合いは、やっぱりカボチャだ、という。
さて、どうやって今年も料理しようか。