「弱さを絆に 〜べてるの家の25年の歩みから〜」 6/15

NPO法人世界快ネット定期総会のお知らせ 

紫陽花が色づき始め、もう梅雨の気配ですね。一時初夏のように熱かったのに、また肌寒い日が戻ってきて、身体が何だか混乱している感じです。みなさん、お元気ですか?
私は、今の時期、よく歯痛になります。春から夏に変わっていく、この1ヶ月、歯痛というか、三叉神経痛のような感じに悩まされています。面白いことに、食事によっててきめんに痛さが違うので、まったく痛みを忘れてご飯を食べているときもあれば、痛くって涙を流しながら噛んでいるときもあります。梅雨寒、も良くないですね。湿気て寒いと、てきめん痛くなってしまいます。睡眠不足も…。この間忙しくしていたつけが回ってきたかな。
手当は、ほっぺたにキューレイコンが気持ちよく、お灸やアイロン、フレッシャーもいい気持ちです。さて、どんな風に治っていくか、楽しみです。

【NPO法人世界快ネット定期総会】 
快ネットの定期総会が6月15日に開かれます。そのときに、北海道の浦河べてるの家の理事、向谷地さんを呼んで講演会を開きます。
私は、「べてるの家」には、一度行ってみたいとずっと思ってきました。10年くらい前、快ネット会員さんから、べてるの家の日常を撮影したビデオを何本も見せてもらい、精神障害を抱えた人たちが、支え合いながら事業を興して、地域と関わりながら生活をしている様子を知り、大変感動を覚えました。そこには、自分の障害を認め、堂々として自分に誇りを持って生活している人たち。助け合いながら、試行錯誤しながら、それぞれのペースで仕事を選んでやったり、休んだりして、それでも成り立っている共同体の姿がありました。
今回、快ネットで、そのべてるの家の向谷地さんを呼ぶことになり、私は、大変うれしく思っています。
みなさんも、良かったらぜひ、話を聞きに来て、べてるの家と出会ってください。

■2008年度 世界快ネット定期総会 6/15(日)13時〜 15時■
■快ネット主催 向谷地 生良氏 講演会■
 「弱さを絆に 〜べてるの家の25年の歩みから〜」

講師:向谷地 生良(むかいやち いくよし)
  北海道医療大学看護福祉学部助教授・社会福祉法人 浦河べてるの家 理事  
日時:6月15日(日) 15:30〜17:30 (終了後、同会場にて交流会)
  *交流会は、一品もちよりもしくはカンパでお願いします。
場所:文京区民センター 2-A会議室 (定員200名)   *地下鉄丸の内線・南北線 後楽園駅より徒歩3分
  *都営三田線・大江戸線 春日駅より徒歩0分(A2出口)  *JR水道橋駅より 徒歩10分
参加費:1500円 (世界快ネット未会員2000円)
お問い合わせ:世界快ネット事務局 tel 03-3814-2290 / 090-3757-1998  http://kainet.fem.jp/wkn2/
 
 □べてるの家とは□
 「社会福祉法人 浦河べてるの家(北海道浦河市)」は、地域で暮らす精神障害を体験した当事者達にとっては、生活共同体、働く場としての共同体、ケアの共同体という3つの性格を有しており、精神障害など様々な障害を持った100名以上の人たちが事業に携わっている。 1984年発足。精神障害体験者の地域貢献、社会進出を旗印に「商売」として日高昆布の産地直送、紙おむつの宅配に挑戦。1993年には「有限会社福祉ショップべてる」設立。福祉関連事業に進出。100名を超える当事者が関わる規模に成長。 2002年社会福祉法人「浦河べてるの家」設立。全国で初めて当事者が理事長、施設長に就任。地域福祉をになう拠点として、、小規模授産施設、グループホームを運営、地域にも活動拠点を確保し、地域と一体となった事業を展開中。
2007年、厚生労働省から日本の精神保健におけるベストプラクティスの一つに選定されている。
講師の向谷地氏は、ソーシャルワーカーとして、べてるの家の前身となった精神障害を体験したメンバーとの共同生活をが始まった時点(1979)以来、ずっと中心的に関わりを続けている。